ベランダのラジオ
ふつうの文章 · 時間制限なし
ベランダのラジオ
1 / 6 文目ラジオを止めたのに、どこかで同じ曲が続いていた。
ベランダへ出ると、隣の窓から少しゆっくりしたピアノが聞こえる。
さっきの曲を練習しているらしく、同じところで何度も止まった。
洗濯物を干し終えるころ、初めて最後まで音がつながった。
思わず小さく拍手をすると、窓の向こうからありがとう、と聞こえた。
その日の洗濯物は、一曲ぶんの日なたの香りを連れて帰った。
ラジオを止めたのに、らじおをとめたのに
rajiowotometanoniどこかでどこかで
dokokade同じ曲がおなじきょくが
onajikyokuga続いていた。つづいていた
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