文章・物語 / 街と小さな旅

青い扉の向こう

ふつうの文章 · 時間制限なし

青い扉の向こう

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細い路地に、いつも青い扉だけ開いている家がある。

今日は扉の横に、どうぞ一冊、と札が出ていた。

中には小さな本棚と、持ち帰ってよい本が並んでいる。

料理の本を手に取ると、余白においしかった、と鉛筆で書いてあった。

家で同じスープを作り、ぼくもそのページに小さな丸をつけた。

返してもよい本棚へ戻すころには、知らない誰かと食卓を囲んだ気がした。

細い路地に、ほそいろじにhosoirojini
いつもいつもitsumo
青い扉だけあおいとびらだけaoitobiradake
開いている家がある。ひらいているいえがあるhiraiteiruiegaaru

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