しおりの暗号
ふつうの文章 · 時間制限なし
しおりの暗号
1 / 10 文目友だちが貸してくれた本に、青いしおりが挟まっていた。
そこには、そら、うみ、たぬき、と三つの言葉が並んでいる。
本の題名を探しても、そんな言葉は出てこなかった。
裏を返すと、はじめだけ読んで、という小さな字があった。
頭の文字をつなげると、ぼくの名前のそうたになる。
次の行は、あめ、しろ、たいこ、と続いていた。
あした、と読めたので、翌日友だちにしおりを見せた。
続きを直接言いたくなって、と友だちは音楽室を指さした。
昼休みに新しい曲を聴いてほしいという招待だった。
ぼくはしおりの裏に、いく、とだけ大きく書いた。
友だちがともだちが
tomodachiga貸してくれた本に、かしてくれたほんに
kashitekuretahonni青いしおりがあおいしおりが
aoishioriga挟まっていた。はさまっていた
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