文章・物語 / ともだち

しおりの暗号

ふつうの文章 · 時間制限なし

しおりの暗号

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友だちが貸してくれた本に、青いしおりが挟まっていた。

そこには、そら、うみ、たぬき、と三つの言葉が並んでいる。

本の題名を探しても、そんな言葉は出てこなかった。

裏を返すと、はじめだけ読んで、という小さな字があった。

頭の文字をつなげると、ぼくの名前のそうたになる。

次の行は、あめ、しろ、たいこ、と続いていた。

あした、と読めたので、翌日友だちにしおりを見せた。

続きを直接言いたくなって、と友だちは音楽室を指さした。

昼休みに新しい曲を聴いてほしいという招待だった。

ぼくはしおりの裏に、いく、とだけ大きく書いた。

友だちがともだちがtomodachiga
貸してくれた本に、かしてくれたほんにkashitekuretahonni
青いしおりがあおいしおりがaoishioriga
挟まっていた。はさまっていたhasamatteita

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