文章・物語 / 食べものと台所

星形クッキーの行方

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星形クッキーの行方

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焼いたばかりのクッキーを並べると、星形だけが一枚足りなかった。

弟はずっとテーブルでリボンを切っていたと言う。

床にはかけらもなく、台所の窓も閉まっている。

ただ、空になった天板に星の形の粉が残っていた。

天板を持ち上げると、裏からかさりと音がした。

下に敷いた紙の端が、一か所だけ折れ曲がっている。

開いてみると、小さな星が紙のポケットにすっぽり収まっていた。

さっき天板を傾けたとき、ここへ滑りこんだらしい。

弟が見つけた星を真ん中に置くと、箱の中が夜空になった。

リボンを結び、ぼくらはその小さな夜空を祖母に届けた。

焼いたばかりのやいたばかりのyaitabakarino
クッキーを並べると、くっきーをならべるとkukki-wonaraberuto
星形だけがほしがただけがhoshigatadakega
一枚足りなかった。いちまいたりなかったichimaitarinakatta

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