文章・物語 / どうぶつ

朝だけの足あと

やさしい文章 · 時間制限なし

朝だけの足あと

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朝になると、玄関の床に小さな足あとが並んでいた。

家のねこは、白い前足をきれいにして眠っている。

足あとは窓の下から始まって、途中で消えていた。

次の朝も、同じ場所に同じ形ができている。

少し早く起きて、廊下からそっと見てみた。

ねこは窓辺の鉢に前足を入れて、土をちょいと触った。

それから玄関まで歩き、日の当たる場所に丸くなる。

なるほど、この足あとは朝の席までの道しるべだった。

鉢をねこの届かない棚へ移し、床を拭いて小さなマットを敷いた。

次の朝、足あとはなくてもマットの上にはいつもの丸い背中があった。

朝になると、あさになるとasaninaruto
玄関の床にげんかんのゆかにgenkannoyukani
小さな足あとがちいさなあしあとがchiisanaashiatoga
並んでいた。ならんでいたnarandeita

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