文章・物語 / 日々のひとこま

七番目の引き出し

ふつうの文章 · 時間制限なし

七番目の引き出し

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古道具の店で買った小さな棚には、引き出しが七つあった。

一つ目には鉛筆を入れ、二つ目には便せんを入れた。

七つ目だけが少し引っかかり、奥から紙の音がする。

引き出しを外すと、裏に薄い封筒が挟まっていた。

中には棚の絵と、店の名前が書かれた修理の控えがある。

その店へ控えを持っていくと、店主が懐かしそうに目を細めた。

若いころに自分が直した棚で、初めて描いた修理の図なのだと言う。

店主は図を眺めてから、引っかかるところもその場で調整してくれた。

家で七つ目を開けると、今度は静かに手前へ滑ってきた。

ぼくは新しい修理の控えを、棚の次の持ち主にも見つかる場所へしまった。

古道具の店で買ったふるどうぐのみせでかったfurudougunomisedekatta
小さな棚には、ちいさなたなにはchiisanatananiha
引き出しがひきだしがhikidashiga
七つあった。ななつあったnanatsuatta

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