花壇の矢印
ふつうの文章 · 時間制限なし
花壇の矢印
1 / 10 文目公園の花壇で、ひまわりが大きな矢印の形に植えられていた。
矢印の先には、いつも閉まっている緑の門がある。
花に道案内を頼むなんて、誰が考えたのだろう。
水をまいていた人に尋ねると、来週を楽しみにして、と言われた。
それから通るたびに、つぼみの数を数えてみた。
日曜の朝、黄色い花の先で緑の門が開いていた。
門の向こうでは、新しい広場に子どもたちが集まっている。
春にみんなで矢印の形に種をまいたのだそうだ。
広場の入口には、来年の花を決める投票箱が置いてあった。
ぼくは紙にコスモスと書き、次の秋の案内役に一票を入れた。
公園の花壇で、こうえんのかだんで
kouennokadandeひまわりがひまわりが
himawariga大きな矢印の形におおきなやじるしのかたちに
ookinayajirushinokatachini植えられていた。うえられていた
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