葉っぱの色の引き出し
知識の読みもの葉っぱの色の引き出し
秋の並木道では、黄色い葉と赤い葉が同じ時期に足もとへ落ちてくる。
どちらも夏には緑に見えたのに、なぜ同じ色に変わらないのだろうか。
葉の緑にはクロロフィルという光合成に関わる色素が関係している。
落葉の準備で緑が薄くなると、もともとある黄色の色素が見えてくる。
赤くなる葉では新たに赤い色素が作られ、黄色になる仕組みとは違いがある。
緑の下に赤い絵が同じように隠れていたと考えるだけでは、説明できないのだ。
道に落ちた葉を眺めると、まだ緑の残る部分や色が混じった部分にも気づくかもしれない。
木の名前が分からなくても、葉の形と見つけた場所を一緒に描けば次に調べる手がかりになる。
色の名前を一つ選ぶ前に、一枚の中の違いをゆっくり見てみるのも秋の楽しみだ。
落ち葉の道は、通り過ぎるだけでなく小さな色の図鑑を開く場所にもなる。
あきのなみきみちでは
akinonamikimichidehaきいろいはとあかいはが
kiiroihatoakaihagaおなじじきに
onajijikiniあしもとへおちてくる
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