お弁当の小さな境界線
オリジナルのお話お弁当の小さな境界線
弁当箱に好きなおかずを並べていたら、最後の一品だけがどうしても入らなかった。
ふたを押さえてみる前に、母が箱の中を横から眺めて少し考え込んだ。
仕切りを動かせることに気づいた私は、まずご飯の場所を少し細くしてみた。
すると卵焼きは入ったが、今度はその隣の小さな容器が斜めになってしまう。
おかずの数を増やすより向きを変えてみようと、母は空の皿を横へ出した。
私はいったん取り出し、長いものと丸いものをパズルのように組み合わせ直した。
卵焼きを横にすると隅に小さな場所ができ、入らなかった一品がそこへ収まった。
ふたは無理なく閉まり、私は完成した箱を少し離れたところから眺めてみた。
昼に開けると朝の配置はそのままで、どこから食べようかとしばらく迷ってしまう。
一番小さな一品から箸を伸ばすと、朝に解いたパズルの続きがようやく始まった。
べんとうばこに
bentoubakoniすきなおかずをならべていたら
sukinaokazuwonarabeteitaraさいごのいっぴんだけが
saigonoippindakegaどうしてもはいらなかった
doushitemohairanakatta半角英数で入力 · 句読点・空白は入力しません
B左の人さし指
上から見た手の図です。表示された指で打ち、もとの位置へ戻しましょう。
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