市場で選んだ二つの実

オリジナルのお話
ふつうの文章 · 時間制限なし1 / 10 文目

市場で選んだ二つの実

旅先の市場で、見慣れない名前の果物を手に取ろうとして、私は店の人に声をかけた。

一つから買えますかと尋ねると、店の人はうなずき、いつ食べる予定ですかと聞き返してきた。

今日のおやつと、明日家に帰ってからの分を一つずつ探していますと私は答えた。

それならと店の人は、同じ箱の中から少しずつ色の違う二つの実を選んだ。

食べごろの見方を教わり、今日の分の袋には小さな印を付けてもらうことにした。

持ち歩く時間が長いので、包み方についてもその果物に合う方法を店の人に確かめた。

見た目だけで選んでいたら、二つとも今日の分にしてしまったかもしれないと友人が笑う。

名前の書かれた札を手帳に写してから、私は二つの袋を大事にかばんへ入れた。

夕方、今日の分を分けると、初めての味の話から店で交わした会話までよみがえってきた。

明日の袋を残し、お土産は味だけでなく教えてもらった言葉も一緒に運ぶのだと思った。

たびさきのいちばでtabisakinoichibade
みなれないなまえのくだものをminarenainamaenokudamonowo
てにとろうとしてtenitoroutoshite
わたしはみせのひとにこえをかけたwatashihamisenohitonikoewokaketa

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T左の人さし指

上から見た手の図です。表示された指で打ち、もとの位置へ戻しましょう。

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