名前を呼ぶ係
オリジナルのお話名前を呼ぶ係
地域の作品展で受付を任された私は、名簿の読み方が分からない名前に気づいた。
漢字だけで決めつけず、来た人に尋ねられるよう余白へ小さな印を付けておいた。
受付で読み方を聞くと、その人は名簿を指しながらゆっくり教えてくれた。
私は仮名を書き添え、案内の順番が来たときに教わったとおりの名前を呼んでみた。
その人が顔を上げてこちらへ手を振ると、紙の上にあった文字が急に近く感じられた。
帰り際に私の名前を呼んでもらったので、今度は私が同じように手を振った。
ちいきのさくひんてんで
chiikinosakuhintendeうけつけをまかされたわたしは
uketsukewomakasaretawatashihaめいぼのよみかたが
meibonoyomikatagaわからないなまえにきづいた
wakaranainamaenikiduita半角英数で入力 · 句読点・空白は入力しません
C左の中指
上から見た手の図です。表示された指で打ち、もとの位置へ戻しましょう。
読書の記録はこのブラウザに保存されます。
← お話一覧に戻る制作・文責:sushida.org 運営者内容更新: