ホームの番号より先に

オリジナルのお話
ふつうの文章 · 時間制限なし1 / 10 文目

ホームの番号より先に

初めて使う駅で、私は乗り換え案内のホーム番号だけを覚えて歩き始めた。

ところが案内板には知らない行き先が並び、本当にここでよいのか急に心配になった。

立ち止まれる場所へ移り、もう一度路線の名前と進む方向を確かめる。

列車の種類によって止まる駅が違うので、目的の駅が表示にあるかも見た。

分からない部分は案内の人に、行きたい駅の名前を見せて尋ねてみた。

教えてもらった方向はすぐ近くだったが、私の頭の中の地図はかなり変わった。

乗る場所に着くと、扉の前を避けて次の列車の表示をゆっくり読めた。

番号は便利だけれど、行き先と組み合わせて初めて自分の旅の目印になる。

帰りの分も同じように確かめ、今度は景色を見る余裕を少し残しておいた。

駅の時計を見ると、慌てていたときよりも旅がちゃんと前へ進んだ気がした。

はじめてつかうえきでhajimetetsukauekide
わたしはのりかえあんないのwatashihanorikaeannaino
ほーむばんごうだけをho-mubangoudakewo
おぼえてあるきはじめたoboetearukihajimeta

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H右の人さし指

上から見た手の図です。表示された指で打ち、もとの位置へ戻しましょう。

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