雨の日の町歩き
オリジナルのお話雨の日の町歩き
旅行の日の朝、窓の外を見た友人が雨だねと言って地図を机に広げた。
私たちは傘を持ち、濡れずに長く歩くことよりも休める場所を途中に探してみた。
屋外の坂道は別の日の楽しみにして、今日は駅に近い展示館へ向かうことにする。
開いている時間を出発前に確かめると、ちょうどよいところに小さな喫茶店もあった。
商店街の軒先では、雨粒の音が屋根の材質ごとに違って聞こえた。
店に入る前に傘の水を落とし、通り道をふさがない場所で傘をまとめる。
展示館の窓からは向かいの看板が水たまりに映り、逆さの文字が揺れていた。
晴れた写真ばかりを見ていた町に、こんな色もあるのかと二人で見入った。
帰るころには雨が小降りになり、最初の計画とは違う道の思い出ができていた。
天気に逆らって急ぐより、今日見える町に予定を合わせてよかったと友人が笑った。
りょこうのひのあさ
ryokounohinoasaまどのそとをみたゆうじんが
madonosotowomitayuujingaあめだねといって
amedanetoitteちずをつくえにひろげた
chizuwotsukuenihirogeta半角英数で入力 · 句読点・空白は入力しません
R左の人さし指
上から見た手の図です。表示された指で打ち、もとの位置へ戻しましょう。
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