斜めになった写真

オリジナルのお話
ふつうの文章 · 時間制限なし1 / 6 文目

斜めになった写真

廊下に飾った海辺の写真を見るたび、私は額が少し傾いているような気がした。

額の上を隣の棚に合わせてみても、写真の中の景色はまだ斜めに見えている。

一度外して机にまっすぐ置いたとき、ようやく水平線そのものが傾いていると分かった。

写真を撮った友人にそのことを話すと、揺れる船から撮ったのだと笑って教えてくれた。

私は額を壁へ戻し、下の小さな札に船の上からという言葉を書き足してみた。

それからは斜めの海を見るたび、壁を直したくなる代わりに船の揺れを想像するようになった。

ろうかにかざったroukanikazatta
うみべのしゃしんをみるたびumibenoshashinwomirutabi
わたしはがくがすこしwatashihagakugasukoshi
かたむいているようなきがしたkatamuiteiruyounakigashita

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R左の人さし指

上から見た手の図です。表示された指で打ち、もとの位置へ戻しましょう。

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